低温調理とは一般的な調理法「煮る・焼く・蒸す」などとは違う比較的新しい調理法です。
(よく「第4の調理法」と紹介されていますが、屁理屈を言ったりしなければ普通に調理法は4つ以上ありますよね・・・)
上記の「煮る・焼く・蒸す」や「揚げる・炒める」などは基本的に100℃以上となりますが、それよりも低温で調理することが出来る調理法です。
他の調理法で言うと、温度的には燻製の温燻に近いかもしれません。
ただし、温度管理は燻製以上にシビアです(低温調理器がやってくれますが)。
低温で調理することで栄養素が壊れにくく、温度によってタンパク質の変性をコントロールすることが出来ます(詳しくはGoogle検索)。
これにより火加減や加熱時間の失敗がなく、美味しいローストビーフなどの料理を作ることができます。
肉を低温で調理する関係上、温度を低くしすぎると細菌が増殖したり、寄生虫を生きたまま摂取してしまう可能性があります。
肉の種類や部位によって菌や寄生虫の種類が違うため、それぞれの下限の温度が変わってきます。
ただ一般的な肉であれば65℃で短時間のうちに死滅するはずなので、65℃で調理しておけば菌などの問題は無くなります(詳しくはGoogle検索)。
もちろん、65℃あれば大丈夫と言っても一瞬で調理が完了するわけではありません。
きちんと肉の中心まで65℃にする必要があります。
また、調理時間を決めるには「死滅時間」を考慮する必要があります。
例えば一般的に肉に付着する菌で最も熱に強い病原性大腸菌を死滅させる場合は、63℃の状態で30分キープする必要があります。
そのため、「肉の中心の温度が63℃になってから30分」が経過しないと菌が完全に死滅しません(肉の中心にも病原性大腸菌がいる場合)。
死滅時間は温度が低くなるほど長くなるため、低温にするほど調理時間が長くなるという特徴があります。
適切な温度については諸説ありますが、肉の場合はタンパク質のミオシンとアクチン・コラーゲンの変性温度から、55℃~65℃が良いようです。
私は保存食を作るときは65℃で、それ以外は「低温調理 料理名」で検索すれば大抵温度を載せているブログなどが出てくるので、その温度に合わせています。
下の画像は57℃で3時間低温調理した後に表面を焼いたステーキの画像です。
ピンク色ですが火が通っており、しっとりとして美味しかったです。
低温調理器は簡単に言うと「お湯の温度を一定に保つ機械」です。
正確に温度を保ってくれるため、1,2℃違うと殺菌やタンパク質の変質に違いが出てしまう低温調理では必須の機器になります。
もちろん弱火で鍋の温度を一定に保ったり、炊飯器の保温モードでも調理できないというわけではありませんが、大雑把な管理しか出来ないので何かしらを諦めることになります(殺菌、美味しさ、調理時間など・・・)。
また、低温調理器はスクリューによって水流を起こして温水を撹拌します。
これによってお湯の中に沢山のパックを入れた場合でも熱が伝わらずに温度が低くなってしまうということが起きにくくなります。
私は下記の機器を使用しています。
廉価な機種で先発のANOVAより低機能ですが、特に不自由なく使えています(私が買ったときは8,000円程度でした)。
低温調理器はただ加熱をする機器なので、別途水を張る容器を用意する必要があります。
この容器が意外と重要で、熱が逃げにくい容器を使ったほうが良いです
熱が逃げてしまうような容器だと加熱の電力が多く必要になり「電気代が高くなる」、「加熱に時間がかかる」、また端の温度が低くなるので「温度を正確に一定に保てない」というデメリットがあります。
また、フタが無いとお湯が蒸発して温度が低くなり、同様のことが発生してしまいます。
私は下記の発泡スチロールの容器を低温調理器に合わせてカットして使用しています。
(私は下記の容器で何回も低温調理していますが、水を入れないようにと注意書きがあるので自己責任でお願いします。)
ただし、このクーラーボックスはデカイので一気に保存食を作る時は良いのですが、1食分の調理をしたい時は加熱に余計な時間と電力がかかるのでおすすめしません。
少量の調理をする場合は下の写真のような小型の容器を使うと捗ります。
ホームセンター( ケーヨーデイツー )で500円程度で売っていました。
外寸が大体高さ31cm、横31cm、奥行き18cm程度のもので、1食分の調理にぴったりです。
低温調理器を付けて蓋をしなければならないので容器の蓋を切ったりする必要があります。
書かなくても大丈夫だとは思いますが、一応作り方を記載します。
まず上記の発泡スチロールの容器とカッター(または発泡スチロールカッター)を用意します。
私の場合、小さい方は普通のカッターで問題ありませんでしたが、大きい方は発泡スチロールカッターを用意したほうが良いです。
大きい方で発泡スチロールカッターを使う場合は100均のものでも容器を作成はできますが、電熱線が短くてすごく使いづらいので、ちょっと高くても電熱線が長いやつを購入した方が良いです・・・。
次に低温調理器を固定する部分(蓋じゃなくて水を入れる容器の方)をカットします。
低温調理器をセットしたり外したりしながら、邪魔な部分を切っていきます。
もし切らなくても正常にセットできる場合はこの工程は飛ばしてしまって大丈夫です(小さい容器は切る必要ありませんでした)。
次にフタ部分ををカットします。
容器に低温調理器をセットした状態で、フタを少しずつ削り、低温調理器がセットされた状態で正常にフタが閉まるようにします。
隙間はあまり空いていないほうが保温性が高くなるので、出来るだけぴったりになるようにカットしてください。
下の画像では真っ直ぐ切り込みを入れてしまったため、少し隙間が空いてしまいました。
低温調理器と蓋をセットして問題なければ完成です。
無ければジップロックでも構いませんが、真空パック器を使ったほうが良い理由がいくつかあります。
まず1つ目の理由は空気を抜きやすいことです。
空気は天然の断熱材で、羽毛布団も発泡スチロールも空気を抜いてしまえば断熱できません。
袋の中に空気が入ってしまうと、その分熱が若干伝わりにくくなります。
2つ目の理由は値段です。
真空パック器は1万円程度しますが、袋は1枚10円程度(20cm×30cmの場合)でジップロックよりも安くなります。
大量に使う場合は真空パック器にしてしまったほうが得です。
3つ目は保存生が良いことです。
真空パックだと熱で袋を完全に閉じてしまうので保存性が良くなります。
長期間保存する必要がない場合はジップロックでも構いません。
私がチャーシューを作った時は20cm×30cmの袋に入りそうになかったので、大きめのジップロックを使用しました。
まず肉を袋に入れて空気を抜きます。
袋に入れる前の味付けや焼き目をつけるなどの作業はレシピや好みに従って決めてください。
次に低温調理用の容器をお風呂場などの水漏れしても良い場所に移動し、お湯を張ります。
水漏れしても良い場所に移動する理由は、発泡スチロールが割れた場合や水が染み出してきたときに床が水浸しにならないようにするためなので、頑丈な容器を使う場合は移動しなくても大丈夫です。
キャプテンスタッグの容器だと水漏れしたことはありませんが、ホームセンターの容器では5時間位で全体から水漏れしてきたことがあるので注意してください。
私はシャワーを熱い設定にして入れていますが、もし電気のほうが安く使えるなら水を入れても良いかもしれません。
ただ、低温調理器での加熱は結構時間がかかるのでシャワーでお湯を出してしまったほうが早く調理できます。
また、ここで待つと袋に入れた肉の菌が増殖してしまうので、慣れたら肉の下準備前に低温調理器をセットしてしまったほうが良いです。
お湯を張り、低温調理器をセットしたら温度と時間を設定してフタをして放置します。
低温調理器から音が鳴り、設定した温度付近になったら袋詰めの肉を入れます。
加熱中に入れることも出来ますが、40℃付近は菌が繁殖しやすいのでなるべく温度が高くなってから入れるのが良いです。
一度にたくさんの肉を入れる時は、低温調理器を中心として放射状になるように入れます。
これによって熱が伝わりやすくなり、全体的に均一な仕上がりとなります。
肉を入れたらフタをして設定時間が経過するまで待ちます。
設定時間が経過すると低温調理器から音が鳴るので、肉を取り出します。
この後の処理はレシピに従ってください。
例えば鶏の胸肉のハムは温かいまま食べて良いと思いますが、ローストビーフは大抵冷ますはずです。
焼き目をつけるなどして完成となります。
私が低温調理に関して実践している方法についてまとめてみました。
本当に失敗がなく、安いお肉でも美味しい料理が作れるのでおすすめです。
ビニールの手袋は100均で買ったものです。
手をきれいに洗っても雑菌は無くならないため、保存食を作る場合は使い捨ての手袋を使用するのが無難です。
塩は楽天24で買えるピンクロックソルトの粉末を使用しています。
ロックソルトにしては安くて量もあり、何より挽く手間がかからないのでおすすめです。
胡椒は香りが逃げないように、GABANのブラックペッパーのホールを電動ミルで挽いています。
手動ミルは両手を使う必要があるものが多く、片手で挽けるものでも時間がかかるので、電動のミルをおすすめします。
ローズマリーパウダー(真ん中の緑色の瓶)はGABANの瓶に入っていますが、中身はSBのローズマリーパウダーです。
ローズマリーは無くても問題はありませんが、オーブン焼きがすごく美味しくなるためおすすめです。
真空パック器は無くてもジップロックなどで代用できますが、しっかり密封されるので真空パック器を使うことをおすすめします。
私は「JP290」という真空パック器を使用しています。
この真空パック器は専用袋を必要としないため、ビニール袋のサイズが豊富で安く購入できるのが利点です。
以前は専用袋が必要な「真空パックん」を使用していました。
たまに使う分には問題ありませんでしたが、大量に袋を使うと袋代が気になってしまい、結局買い換えてしまいました。
私はJP290で推奨されている彊美人の袋を使用しています。
大きさの種類が豊富ですが、私は主に200mm×300mm、150mm×200mmを使用しています。
200mm×300mmは大きな胸肉も入り、骨付き・骨なしもも肉にもちょうどよいサイズです。
150mm×200mmは親鳥のもも肉(何故か小さい)や、ささみ、せせり、レバーなどの小さい部位を入れるのにちょうどよいサイズです。
楽天でも販売されているのですが、私はいつも送料無料のAmazonで注文しています。
私はゴミ箱に使用している大きいビニール袋を広げてそこで作業しています。
ビニール袋は清潔で水気を通さず、作業が終わった後も丸めて捨てるだけで良いので、後片付けが楽になります。
とりあえず肉を一時的に置いて味付けする場所さえあれば良いので、まな板などでも十分です。
ただし、袋に入れた肉を置く場所や真空パックする場所が必要なので、作業スペースは大きめに取る必要があります。
私は味付けと真空パックする場所は分けるようにしています。
まず肉が入った袋を開け、肉を取り出します。
鶏のもも肉やむね肉など小分けになっているものはそのまま味付けして真空パック用の袋に1つずつ入れます。
豚肉などのブロック肉を処理する場合は、一食分の大きさに切ってから味付けします。
一度に多めの肉を出して味付けしてしまうのが効率化のコツです。
右利きの場合は左手のみビニール手袋をして肉を掴み、右手で他の作業(袋を抑えたり味付けしたり)をすると簡単に作業できます。
使用する調味料は目的に応じて調節してください。
私はオーブンで焼く鶏のもも肉は塩,胡椒,ローズマリー、温めて食べることが多いささみは塩,胡椒、料理に使うことが多い親鳥は塩のみのように使い分けています。
塩をかけないと保存性が悪くなるので、全体的にかかる程度にはかけておくのが無難です。
味付けした肉をビニール手袋をした手で持ち、真空パック用の袋に入れます。
ささみなど肉が小さい場合は袋に入れやすいのですが、骨付きもも肉のように大きいと片手では袋を開けづらいので入れにくくなってしまいます。
私は下の写真のようにテーブルで袋の口を抑え、そこに肉を置くようにして袋に入れています。
肉が入った袋を真空パックしていきます。
ちゃんと空気が抜けているか確認しながらパックします。
抜けていない場合は、吸気しながら気泡を指で押したりして、気泡が無くなるようにします。
空気が入っていると低温調理する際に熱が伝わりづらくなり、保存する時も菌が繁殖しやすくなってしまいます。
真空パックした肉は全て低温調理します。
もしかしたら生のままでも保存できるかもしれませんが、低温調理した方が菌や寄生虫を死滅させることができるので安心です。
以前は肉の種類ごとに温度を変更していましたが、最近は種類に関係なく65℃で1時間と設定しています。
肉についているような菌や寄生虫は65℃もあれば死滅します(むしろ熱すぎるくらいです)。
低温調理が終わったら袋をお湯から取り出し、30分~1時間程度室温で冷まします。
その後冷蔵庫に入れるのですが、チルド室に入れるのをおすすめします。
今までの経験上、チルド室に入れておいた方が肉が悪くなりにくいです(当たり前か)。
長期間(1ヶ月以上)保存するときちんと冷蔵していても悪くなるものも出てきます(塩を薄めにしたものに多い気がします)。
私の場合は、悪くなっていると真空パックの袋越しでも匂いで分かるので、そのまま破棄します。
あやしい場合は袋を開けて色が変わっていないか確認し、匂いを嗅いでも問題なければ使用しています。
一応今までこの方法でお腹を壊したことはありません。
※色も臭いも出さない菌などもいるかもしれないので、自己責任でお願いします。
まとめ買いした肉を1ヶ月程度保存できるのは本当にありがたいです。
楽天のお買い物マラソンにも参加しやすくなるので、この保存方法はおすすめです。
坂口商店では鶏を絞めて捌いたら、その日のうちに発送します。
私の住む地域は次の日に到着するので、絞めてから1日しか経っていない鶏肉が手に入ります。
香川からの発送なので東北はどうか怪しいですが、北海道、沖縄、離島以外は大体1日で到着するのではないかと思います。
新鮮な鶏肉を楽しむためにも、指定日で注文すると良いです。
ストアのトップページに2週間先くらいまでの注文状況が載っているので、指定日の前日に発送可能な部位を注文する必要があります。
発送を2週間ぐらい先にするとほぼすべての部位が注文可能です(年末の丸鶏を除く)。
また、発送は「冷蔵」になります。
1度も冷凍していないので肉が傷んでおらず、焼くと筋肉の繊維が分かり、鶏肉本来の弾力が味わえます。
(スーパーで売ってる生の鶏肉も、裏で冷凍してあるやつを解凍したものがほとんどらしいです)
鶏肉が届いたら必ずその日はもも肉を焼きます。
塩胡椒をかけて焼くだけでご馳走になります。
毎回、本当の鶏肉の旨味はこんなに濃いんだなと感じます。
焼いたときに出てきた油を思わず飲み干す程度に美味しいです。
油だけで良いつまみになります。
冷凍ではないので、1回解凍して・・・という手間がかかりません。
すぐに小分けにできるので、私はなるべく届いた日に小分けにして、低温調理して保存するようにしています。
低温調理すると場合によりますが、大体1ヶ月は冷蔵で保存できます。
※私は普段1ヶ月保存していて味にも体調にも問題はないと思っていますが、品質を保証するものではないので自己責任でお願いします。
スーパーなどで売っている肉は細かく切られたものが多いですが、坂口商店で売っている部位は大きくて丸々そのまま入っています。
そのため料理に合わせた大きさで切ることができます。
逆に言うと切るのが面倒かもしれませんが、良し悪しですね。
坂口商店は香川の鶏肉卸問屋だけあって、香川名物の親鳥を扱っています。
親鳥は若鳥にくらべて固いですが旨味が濃くて美味しいです。
薄く切って炊き込みご飯に入れると、薄いのに存在感があって味もしっかりしているのでおすすめです。
また、焼くか煮るかした後、薄く切ってポン酢をかけてお好みで紅葉おろしをつけて食べるのも良いです。
親鳥は楽天では宅配の日付指定が出来ないように設定されていますが、注文する時の備考欄に「○月○日に宅配をお願いします。親鳥が出荷できない時は親鳥のキャンセルをお願いします」のように書くと良いです。
私はその方法で2回注文しましたが、2回とも指定日で親鳥を送っていただけました。
全ての部位がおすすめと言っても過言ではないのですが、私がよく買っている部位をご紹介します。
骨なしのもも肉は一番扱いやすく、オーブンかフライパンで焼くだけで美味しいのでおすすめです。
私はいつも塩、胡椒、ローズマリーパウダーで味付けして低温調理して保存し、食べる時はそのままオーブンで焼いています。
本当に美味しく、会社の同僚や同期と飲むときに出しても好評です。
焼くときに出る油が美味しいので捨てないようにしてください。
骨ありのもも肉はナイフで上品に食べるのはあまり向かないですが、骨を持ってかぶりつくことが出来るのでこれはこれで好きです。
骨で繊維が引っ張られるからか、骨なしの肉よりもなんとなく噛みごたえがあるような気がします。
私は骨についた軟骨も好きなので、結構よく買います。
見た目が良いのでパーティーにもおすすめです。
小さくて淡白なので、小腹がすいたときやタンパク質が欲しいときに食べています。
低温調理しておくとレンジで1分程度温めるだけで美味しく食べられるので、気軽につまむことができます(サラダチキンを温めたようなイメージ)。
せせりは美味しいのでおすすめの部位です。
味が濃く、塩胡椒との相性が抜群で、飲みながら食べていたら1人で500gも食べてしまったことがあります。
焼き肉やバーベキューのように炙って食べるのがおすすめです。
レバーはお店などで食べるものより味が濃く、1部位を食べながら飲んでいると一晩分のアルコールを消費してしまうくらい酒泥棒です。
塩を気持ち多めにかけて、かにみそみたいに少しずつ食べるような感じになります。
500gが500円で、10羽分のレバーが入っていたので、コストパフォーマンスがすごいです。
また、以前注文したことがあるハツがずっと売り切れで悲しかったのですが、最近試しにレバーを買ってみたときに再会しました。
ハツはレバー嫌いにもおすすめ・・・ですがレバーについてくるんだよなぁ。
鶏の首を落として内蔵を抜いただけの丸々一羽の丸鶏も売っています。
私は年末の一ヶ月間に3回坂口商店の丸鶏を買い、3回パーティーをしたことがあるほど気に入っています。
羽などもちゃんと処理されていますが、お尻あたりに羽の根元の抜き残しがよくある印象です。
毛抜きを準備しておくとスムーズに調理できます。
肉質は固めですが、旨味と存在感があります。
そのため細かく切って炊き込みご飯に入れてもしっかり味と歯ごたえがして美味しいです。
そのまま焼いてしまうと筋が非常に固く食べづらいのですが、焼く前に筋を切っておくと良いんでしょうか・・・?
本当に、一度は試してみてほしいです。
スーパーの鶏肉とはぜんぜん違う旨味と弾力があります。
MINILA Airは一般的なキーボードに比べると超コンパクトなので、机の上で場所を取りません。
普通のキーボードはF1~F12のキーや、Deleteなどのキーが数字やアルファベットのキーの周りにありますが、MINILA Airはありません。
ではどう入力するかというと、このキーボード独自のファンクションキーを使って入力します。
ファンクションキーはスペースキーの左右に配置されていて、ホームポジションから手を動かさなくても親指で押すことが出来ます。
下の写真は普通のキーボードと比べたところです。
本当にキーボードの左下を抜き出しましたみたいな大きさで、設置面積は約半分になっているんじゃないでしょうか。
F1~F12やよく使うDeleteキーは通常よりホームポジションの近くにあるため押しやすく、ほぼ手を動かす必要がありません(特にDeleteキーが近くて押しやすい)。
しかし、ファンクションキーで入力可能なのはそれだけではありません。
なんと、利用頻度の高い上下左右の矢印キーや、バックスペースすらファンクションキーを使うことによって、ホームポジションから手を動かさずに入力することが出来ます。
これによって入力中に手を動かす必要がないので、入力が速くてめちゃくちゃ楽になります。
これに慣れるとよく使うキーの中ではエンターキーが一番遠いことになり、もうエンターキーや半角/全角キーもファンクションで用意してくれないかな・・・という気がしてきます。
楽すぎるせいでものぐさになりすぎてヤバイ。
また、今まで遠いのでキーボードを見て使っていたPageUp、PageDownや、打ちづらくあまり使ってこなかったHome、Endも手元を見ずに押すことが出来ます。
プログラマ的には「マジ快適」という感じです(Escを多用するVimmerも楽になるんじゃないかと思います・・・どうだろう)。
上下左右の矢印キーは通常エンターやDeleteなどの右下にありますが、このキーボードはファンクションキーを使って左手のホームポジションで押すことが出来ます(「ファンクションキー + F」で「→」が入力できます)。
これによって入力中に少し修正したいとか、別の行を編集したいとか、半角括弧を入力してから中身を入力するといったちょっと動かしたいというときにすごく楽になります。
また、キーボードの右下にも普通に矢印キーが用意されているので、コピー&ペーストなどを連続で行う場合はそっちを使うと楽にできます。
下の写真は「→」を打っているところです。
通常のキーボードでは大きく右手を動かさないと入力できませんが、MINILA Airだとマジでホームポジションから動かす必要がありません。
エンターキーの次によく使うのがバックスペースだと思いますが、バックスペースもファンクションキーを使って押すことが出来ます (「ファンクションキー + ;」で入力できます) 。
バックスペースは使用頻度が高いので、キーボードをよく使う方はもう見ずに押せるよという人がほとんどだと思いますが、1・2文字消すのにいちいち右上に手を持っていかなくても入力ができるので楽です。
逆に多くの文字を消すときは若干小指が疲れるので、エンターの上にあるバックスペースを薬指で押したりもしています。
同じようなコンパクトキーボードで有名なのがHHKB(Happy Hacking Keyboard)ですが、MINILA Airとはホームポジション志向という点で全く異なります。
HHKBもDeleteやPageUpなどはファンクションキーで押すようになっていますが、ファンクションキーの場所は左下と右下にあり、ホームポジションからは押しにくい場所になります。
また、同時に押すキーの配置も洗練されておらず、押しにくそうに感じます(左手でファンクションキーを押し、右手で操作するような思想なのでしょうか?)。
使用されているスイッチはキーボードに拘る人には有名なCherryのメカニカル式で、好きな感触のスイッチを選ぶことができます。
種類は茶軸、黒軸、青軸、赤軸とあり、メジャーな軸は揃っている感じですね。
また、同じ軸を使っていても、他社のキーボードと違ってこのMajestouchシリーズのキーはグラつきが少なく、打ちやすいように感じます。
私は茶軸が好きなので娯楽用途には茶軸を使用していますが、最近黒軸も試してみようと新しくもう1台買って使っています。
この文章も大半を黒軸の方で打っていますが、慣れていないせいか、重くて力が要るような感じがして打ちづらいような気がしています・・・早く慣れたい。
最近は黒軸のMINILA Airを仕事用に使用しており、ちょっとずつ慣れていっています。
初めてメカニカル式のキーボードを使うのであれば、PC専門店などで試し打ちをしてから購入するのをおすすめします。
近くに試せる場所がなければ、茶軸が一番打ちやすくて無難なんじゃないかと思います。
MINILA Airは名前の通りワイヤレスキーボード(Bluetooth)ですが、接続は非常に安定しています。
PCの電源を入れた時はキーを触れば1・2秒で入力できるようになり、打っている時も遅延なくちゃんと反応します。
ただし、安物のBluetoothドングルを使用した時は途切れたり同じ文字が何度も入力されたりしたので、Class1のちゃんとしたドングルを使用することをおすすめします。
また、ワイヤレスのため電源が必要ですが、電源が単3電池なのでコードを繋いだりして充電する必要がありません。
電池が切れても、単3電池さえ用意してあればまたすぐに使用することができます。
充電式の方が良いという人もいるかもしれませんが、私はeneloop proを使用していて、充電済みの電池を常に用意しているので、電池交換式で助かっています。
MINILA Airには英字キーボードもあるので、そちらに慣れている方は英字キーボードも選択できます。
私は大学生協で3,000円で安売りされていた茶軸の英字キーボードを使用していましたが、日本語キーボードとして認識させると「_(アンダースコア)」が打てないので「した」と打って変換していました。
英字キーボートして認識させてもかな文字が打てなくなるし、配置が変わってしまうのでドライバを変更できず、個人的にはあまりいい印象がありません・・・。
このキーボードにおすすめなのがエレコムのゲル素材のリストレスト「MOH-FTPBK」です。
まず幅がぴったりなのと、何より触り心地が最高に良いです。
表面が合皮素材で細かくシボ加工されており、これと柔らかいゲル素材が触り心地に貢献しているのではないかと思います。
また、机から手首までの高さも、高すぎず低すぎずの良い塩梅です。
本当におすすめのキーボードです。
文字入力の多いプログラマや物書きの方はもちろん、エクセル入力などの事務作業もはかどるのでPCをお使いの全ての方におすすめします。
欠点はテンキーが無いことぐらいでしょうか。
日本語配列(茶軸)
日本語配列(黒軸)
英語配列(茶軸)
]]>このバックパックは大きく分けると5つの区分けがされています。
この区分けによってものをたくさん収納できるようになっているので、まずこの区分けの説明からします。
上の2重ファスナーを開けると見える上の気室で、ここに小物を収納することが出来ます。
一応サイドにポケットは付いていますが、大部分はただの直方体の空間なので、そのまま小物を入れるとぐっちゃぐちゃになってしまいます。
そこで私はバッグinバッグを使ってたくさんのものが収納できるように工夫しています。
いつもはバッグinバッグの横のスペースにデジカメを入れています(そのデジカメで写真を撮っています)。
上気室の大きさは写真の向きで横23cm×縦9cm×奥行き12cm程度で、写真のバッグinバッグの横にデジカメを入れてピッタリくらいです。
上気室の横にはPCや書類などが入る薄い収納スペースがあります。
私はここにMatebook X Proを入れています。
一応公式では「13.3インチのノートPCが入る」とされているのですが、Matebook X Proは13.9インチでもMacbook airの13.3インチなどとほぼ同じサイズのため、普通に入ります。
上部に5cmほどのスペースがまだあるので、最近の狭額縁でワイド画面のノートPCならもう少し大きくても入りそうな気はします。
バックパックの向かって左下には飲み物や雨具の収納に便利な撥水の気室があります。
柔らかい撥水素材で覆われているだけなので、使わないときは畳んで下の気室を1つにできるので便利です。
私はいつもTigerの500mlのサハラマグを2本入れているのですが、ちょうどピッタリ入ります。
中に入れているのは以前紹介した浄水器の水(1Lあたり2円)です。
水筒を使わなくても、500mlペットボトルがちょうど2本入るので便利だと思います。
向かって右側にダブルファスナーがあり、そこから右下の気室にアクセスすることができます。
私はあまり大きいものを持ち歩かないので普段入っているのは折りたたみ傘くらいです(セブンイレブンの自動開閉の折り畳み傘がちょうど入ります)。
たまにカメラ用の小さい3脚を入れたり、タオルを入れたりして、追加で荷物が発生したようなときに使っています。
会社にティッシュを持っていく時に気がついたのですが、左下気室にサハラマグ2本が入った状態でちょっとお高めのティッシュ(クリネックスのPREMIUM)がすっぽりと入り、奥行きはまだ余裕がある程度の大きさでした。
写真の向きでだいたい縦8cm×横23cm×奥行き13cm程度です(サハラマグ2本収納時)。
手前にはバックパックによくある薄い小物スペースがあり、タブレットなどにピッタリの大きさになっています。
私が持っているXperia Z4 tablet(10.1インチタブレット)がちょうど入り、iPadもすっぽりと収まるサイズです。
私はいつもKindle Oasisを入れ、たまにZ4 tabletを入れています。
2段のポケットがついているので、Kindleのような小型の物でも収納しやすいです。
一応雑誌類が入らないか試してみたのですが、上が飛び出してしまいました。
下の写真右側の縦ファスナーだけ閉めれば飛び出した状態でも持ち運びできそうですが、見える状態で運ぶことになるのであんまり良くなさそうです。
上気室と右下気室はファスナーが2本ついていて、片手で引っ張るだけで2本とも開くので大きくがばっと開き、すごく使いやすいです。
また、取っ手が大きいので、ファスナーのあの小さいツマミをつまむことなく開けられるため、簡単に開けることが出来ます。
簡単に開けられますが、意図せず開かないようにマグネット付きの留め具で固定することが出来ます(下の写真は固定した状態です)。
この開けやすく使いやすいファスナーは他のバックパックでも見たことがなく、結構大きいアドバンテージだと感じています。
タブレットスペースは2重ファスナー(1本のファスナーにツマミが2つ)がついています。
普通のファスナーとほとんど同じじゃないの?と感じるかもしれませんが、角型になっているのがポイントです。
2つのツマミを角部分まで引っ張っておくと、開けるときは角を引っ張るだけで良いのですごく開けやすいです。
まあ、閉めるときは普通のファスナーと同じくツマミを掴んで閉める必要はあるんですが。
バックパックの大きなスペース使いづらいよと感じている方におすすめです。
私も通勤やブログ更新のために出歩く(家だとなかなか集中できない・・)のに使っていますが、満足しています。
一番良いところは軽くてコンパクトなところです。
重さは37gで、私が使っているiphone7の約4分の1です。
また、折りたたんだときの長さも110mmと、iphone7の138mmよりコンパクト。
厚さも写真から分かる通り非常に薄く、収納に困りません (突起を含めるとiphone7より若干厚いくらい) 。
柄がカーブを描いているため、手にフィットして握りやすいです。
また、裏にクリップがあり、クリップの山が手にフィットしてこれも握りやすさに貢献しています。
右手で握る場合は、クリップの山の左側に人差し指、右側に中指・薬指という感じです。
材質がステンレスで少し厚めなので切れ味が悪いというレビューもありますが、ちゃんと研げばよく切れます。
トマトを切ってみてもちゃんと薄切りにできます。
大きい包丁を使う必要がなければ、ほとんどこのナイフで調理を済ませてしまう事が出来ます(じゃがいもの芽をとったりするのは難しそうくらい)。
私がやっている研ぎ方は後述します。
開ききったときにカチッとロックする機構 の出来がすごく良いです。
きちんと固定されるため大変使いやすくなり、シンプルが故に軽量化に寄与しています。
よく見ると、閉じたときにロックする仕掛けもここにあります。
金属部分はステンレスなので、当然サビに強いです。
私は以前塩コショウで味付けした肉を切った後5日間くらい放置していましたが、全く錆びていませんでした。
日常生活でも心強いですし、すぐに洗い物が出来ないようなアウトドア用途にもぴったりだと思います。
ちょっと細かい点かもしれませんが、木が付いている面を下にして置くとナイフ部分が宙に浮きます。
焼肉屋とかで置いても先端がテーブルにつかないトングが使われていますが、deejoのナイフも同様に、テーブルに置いても刃の部分がテーブルにつかないので衛生的です。
ちょっと両手で作業したいときなどにこれを知っているとスムーズです。
刃渡りは9.5cmなので折りたたみナイフの 基準値「刃体8cm」を越えており銃刀法違反となります。
また、このナイフは開いたときのロック機構があるため、実は折りたたみナイフではなく通常のナイフ扱いなので、基準値は「刃体6cm」となりdeejoのナイフはほとんど銃刀法違反となります。
まあ、刃体が短くても軽犯罪法違反になるので、刑が軽いか重いかの違いがあるだけで両方とも前科となってしまいます。
不要なときには刃物を持ち歩かないようにしましょう。
私がこのナイフを研ぐときはRS-20BKを使用しており、研ぐときには少しコツがあります。
RS-20BKには透明なカバーがありこれによって簡単・安全に研げるようになっているのですが、このカバーがあるとねじが干渉して根本まで研ぐことが出来ません。
そのためカバーを外し、カバーがあるときと同じように真っ直ぐにナイフを押し引きします。
このように研ぐことで、根本まで普通の包丁と同じ程度には切れ味が良くなります。
ナイフの大きさは大きい方から37g、27g、15gとあり、それぞれナイフの重さを示しています。
私が使用しているのは37gで、これでもコンパクトだと感じるので成人男性だと27g、15gは使いづらいのではないかと思います。
ただ、こんなに軽くてコンパクトなナイフは他にないと思うので、ちょっとコンプリートしたいという欲もちょっとあります。(^^;
deejoのナイフの大きさは3種類ですが、柄の種類はたくさんあります。
私が使っているのは色が気に入ったローズウッドのものですが、木製がこの他にジュニパー、グラナディラの計3種類あります。
ポリカーボネイト製の柄もあり、8種類もの色から選ぶことが出来ます。
この他に、柄がついていないNAKEDというものもあります(上の画像がそれです)。
タトゥー(ナイフに描かれる絵)も種類がたくさんあります。
私もちょっと気になった模様があったのですが、実用性重視で1本欲しかったのでタトゥー入りは外しました。
気に入った模様が入っていれば更に愛着が湧くのではないでしょうか。
13.9インチ、解像度3000×2000、広色域(sRGB比100%)、高コントラスト(1500:1)、狭額縁(ベゼル幅4mm)と差別化要素てんこ盛りのディスプレイがめちゃくちゃキレイです。
アスペクト比が3:2のため、カメラで撮った写真(3:2)を表示しやすく、縦方向に長いためブログ更新、プログラミング、Web閲覧などがすごくしやすいです。
普段家では40インチ、4Kディスプレイを使用しているのですが、Matebook X Proで作業しても作業効率はあまり変わりません。
また、ゴリラガラスが使用されているということで保護フィルムを貼る必要もないので、より綺麗に見えます。
とにかくこいつの一番良い点はディスプレイだと思っています。
キーボードはMacBook Airをすごく意識したような形と配置になっており、とても打ちやすい大きさです。
ヨドバシカメラの店頭でMacBook Airと打ち比べましたが、こちらの方が若干ストロークが長く、クリック感も強い感じで、こちらの方が打ちやすく感じました。
また、備え付けのカメラは収納式で、F6キーとF7キーの間に埋まっています。
私はカメラを全く使わないので、プライバシー侵害の経路にしかなりません。
カメラが無ければ気にする必要もありませんが、製品としては使用する人を無視するわけにもいかないと思いますので、私にとって収納式のカメラは次善的にありがたいです。
Windows10ではトラックパッドのジェスチャーも強化されており、ウィンドウ切り替えや仮想デスクトップの切り替えもジェスチャーによってワンタッチで出来ます。
その際に行う4本指でのジェスチャーや、広い画面内でマウスカーソルを移動させるにも大きいトラックパッドは相性が良く、精度も良いため使いやすいです。
購入前は無線マウスの購入も検討していましたが、とりあえずマウスは必要ないと判断しました。
最近のモデルはインタフェースがUSB TypeCばかりになり、USB TypeAの差し込み口が無いものが多いですが、こいつにはUSB TypeAが付いています。
これによってUSBハブを持ち歩かなくても既存の機器を使用できるのは便利です。
USB TypeAがあるからといって筐体が厚いわけではなく、14.6mmとMacBook Airの15.6mmよりも薄くなっています(実測したら15mm強あるような気もしていますが、公称値での比較ということで)。
他にも、割と良い音のスピーカー、ワンタッチで起動する指紋センサー付き電源ボタン、高速なSSDあたりが気に入っています。
特に指紋センサーは席を外す時にあると安心でき、スマホぐらいの気軽さで起動できるので良いです(まあ、PCを覗かれるんじゃなく持ち去られてしまうのが一番の危険と言えばそうな気もしますが)。
私はだいぶ気に入って使っていますが、悪い点が無いわけではありません。
重箱の隅をつつくような感じになりますが、とりあえず挙げてみます。
最近何かと話題になっているHUAWEIのPCということで、そこはかとない不安を感じます。
また、Matebook X Proに入っているPC Managerはマイクロソフトがバックドアがあると指摘したソフトなので、その点でも少し心配です。
ただ、一応その問題はHUAWEIが修正したとのことなので、大丈夫なんじゃないかなぁ・・・という感じです。
Matebook X Proの重さは公称1.33kgです。
最近は富士通の13.3インチで698gのノートPCもありますし、他の13インチ級のノートPCを見てもXPS13は1.21kg、MacBook Airは1.25kgで、比べると若干重いような気がします。
ただ、この程度は画面などの性能が良いため仕方ない部分もあります。
この点は持ち運びにバックパックを利用することで少しでも軽く感じるようにして解決しています。
USB TypeAがあることでだいぶ緩和されていますが、インタフェースがもう少しあると便利です。
特にSDカードスロットがあるとブログ用に撮影した写真を取り込みやすいので、あったら完璧でした。
Matebook X Proには機種が2つあり、私は下位の安い方を購入しました。
上位版はCPU、メモリ、GPU、SSDの容量が向上していますが、性能が良い分熱く感じるというレビューが複数見つかりました。
私は別に処理能力が必要なことはさせないつもりで、ブログ更新もSSDの容量は必要ないので下位モデルを購入しました。
一般的な用途であれば下位モデルで十分高性能だと思います。
また、使用していて熱く感じたことは特に無く、値段も安いため下位モデルの方をおすすめします。
私が使用しているCW-101のランニングコストは約2円/リットルです。
コンビニなどで水を買うと100円/500ml・・・と考えると水を買うのが少しバカらしくなります。
そのため、私は浄水器の水を水筒に入れて会社に持って行っています。
コスト以外でも、店頭で購入した重い水を持ち運ばなくてよくなったり、通販で箱買いした水の置き場が不要になるというメリットがあります。
浄水器の水を使うことで、冷凍庫で作る氷もおいしくなります。
以前私はコンビニなどで氷を購入していましたが、袋に入っており出すのが面倒であまり使っていませんでした。
今はほとんどコストが掛からないため、冷蔵庫で自動製氷した氷をよくハイボールに使っています。
市販の氷と違って空気が入ることで若干特有の香りがしますが、塩素と違って不快感がないので全然問題ありません。
私はソーダストリームで水道水から炭酸水を作っているので、炭酸水も美味しくなります。
というよりも、塩素の入った炭酸水を飲めそうな気がしなかったので同時に購入しました。
市販の炭酸水と比べても遜色ないくらい美味しい炭酸水となります。
水より炭酸水の方が好きな方や、ハイボールをよく飲んでいる方にはソーダストリームを導入することをお勧めします。
https://u-log.jp/review/homeapp/soda-stream
ご飯もお茶もコーヒーも美味しくなります。
ご飯を炊いたり紅茶などをたまに飲みますが、美味しくなったような気はします(あんまり確証がない)。
私はCW-101というスタンダードタイプ(定価60,000円)の機種を使用しており、日本ガイシの浄水器の中では真ん中のグレードに当たるものです(ウォールタイプを除く)。
1人暮らしなのに何故スリム(1~3人向け)にしなかったかというと、通水量の違いからです。
スリムは2.5L/分に対しスタンダードは3.5L/分なので、1.4倍の勢いで水が出ることで水を汲む際の時短になります。
また、交換用カートリッジはスリムとスタンダード・ハイグレードで違い、1L当たりの値段はスリムより安いです。
ただ、1日に13.5L使うことを想定しているっぽいのですが、やっぱり1人暮らしだとそんなに使いませんね・・・。
JIS規格では除去率80%が基準値として定められていますが、日本ガイシではカートリッジ交換時でも90%以上の除去率を保っています。
さらに、大体の物質は98%以上除去されており、除去率を80%としているメーカーに比べて安心感があります(私が知る限り、除去率を81%以上としているのは日本ガイシのみです)。
三菱のクリンスイの水を飲んだ際は塩素が除去できていないと感じましたが、CW-101はそう感じたことがありません。
実際に除去率が違うからなのでは・・・と考えています。
また、通水量3.5Lと家庭用の据え置き型ではトップクラスの水量が出ます。
欠点としては、本体代が高いこと(定価60,000円)、他社が除去可能としている物質の除去を掲載していないことです(実際のところ除去されていたりするのかもしれませんが)。
本体代は何故こんなに高いのかと気になりますが・・・サポート費用ですかね。
うちでは浄水器と食洗器を使用していますが、この2つの導入のハードルになるのが配管方法だと思います。
そこで、うちで使用している分岐水栓を例として紹介します。
写真はうちの分岐水栓の配管を写したものです。
水栓(蛇口)はSANEIのK87610JK-S-13なので、まずCB-SED6を使って分岐しています。
(型番で調べても何も情報が出てこなかったので、パナソニックに問い合わせて使える分岐水栓を教えてもらったと思います。)
食洗器のみ使用していた時はCB-SED6だけでよかったのですが、浄水器も使用することにしたので、CB-SED6の間にCB-K6を入れてさらに分岐させています。
CB-K6に付いている「NGKにもらった」と書いてあるものは日本ガイシに連絡するともらえるアダプタになります。
私の場合は「CB-K6に付けたいのですが」と電話で連絡したところ、無料で送っていただけました(おそらく、 高い本体代にサポート費用が含まれているのでしょう)。
付属品は蛇口の水が出てくるところに付けるものしかないため、蛇口と浄水器を同時に使用できませんが、分岐水栓を使うと蛇口と浄水器が同時に使用できるようになります。
(と言っても、流水解凍しているときくらいしか同時に使用しませんがね・・・)
https://u-log.jp/review/interior/paper-cup
必要なものはすべて100均で購入することが出来ます。
私はセリアで揃えました(かわいいイス脚カバーが多い気がする)。
また、糸通しの代わりに洋服のタグのヒモ(固めのやつ)を折って糸通しのように使用することもできます。
まず、タコ糸を 2ヶ所通して、上から見ると画像と同じようになるようにします。
糸を通す穴の間隔は離れている方が安定しますが、細いものに括り付けるときは太さに合わせて間隔を調整します。
糸を通す際は画像のように糸通しを表側から入れて、裏側の糸を引っ張り出すようにすると綺麗に位置を決めることができます。
次に固定場所にタコ糸を通し、後ろで「自在結び」をします。
自在結びは結び目を移動できるようにする結び方で、結んだ後に糸の輪をきつく締めることができます。
結び方は下記の写真を見るか、こちらよりご確認ください[検索リンク]
写真の 赤い糸の方が結び目となり、黒い糸に沿って動かすことができます。
結ぶ時に、まっすぐ伸ばす方の糸(写真の黒い糸)をピンと張るのがコツです。
糸を写真のように縦に通すことで、横棒にも固定できます。
長いものを入れたり、細い棒に固定したりするとタコ糸1本だとおそらく安定しません。
その際はタコ糸を2本使って固定することで安定します。
万国旗のようにつなげることで色々入れることができます。
私が普段入れているものと、こんなもの入れるといいんじゃないかなーというもののリストを作りました。
よく使う細長いものや小さいものを入れると便利です。
私は冒頭の写真のように綿棒と使い捨てのマドラーを入れて使っていますが、他にも色々入れられるんじゃないかと思っています。
https://u-log.jp/review/interior/paper-cup
よく買っているのはVILLANIのトリュフ入りサラミで、すごく美味しいです。
トリュフを入れて熟成させたためか、サラミ全体から良い香りが漂います。
こんなに美味しいものをよく考えついたなと、考案者を称賛したいぐらい良いです。
楽天では現在トスカニーとハイ食材室で扱っています(同じ商品です)。
以前は電動のスライサーで切っていましたが、最近お手軽な商品を見つけたのでご紹介します。
これは京セラのセラミックスライサーで、厚さの調節ができるものになります。
スライスできる厚さは最も薄い設定で0.5mmとなっており、この薄さが重要です。
薄いと表面積が大きくなるので香りが出やすくなります。
また、口に含んだ時に舌の熱が伝わりやすくなり、そのおかげでさらに香りと味が増します。
また、このスライサーで薄切りすると枚数が多くなるのでサラミがすごく長持ちします。
15cmのサラミから300枚のスライスが出来るはずなので、1晩で40枚程度をおつまみにすると約7回分となり、かなりコスパが良いです。
まず、冷凍されている場合は冷蔵庫に移して解凍します。
次にサラミの皮を剥き、ラップにくるんで冷凍します。
冷凍しなくても薄く切れるサラミもありますが、このトリュフサラミは冷凍しないと上手く切れません。
私は冷凍庫に1日程度おいてからスライスしています。
スライサーの厚さを0.5mmにセットし、手袋をしてサラミを持ち、輪切りになるようにスライスします。
手袋をしないと、冷凍庫に入れたサラミは冷たくて持ってられません。
スライスする時は、あまりスライサーに押し付けないようにします。
スライサーに押し付けてしまうと、スライサーが歪んでサラミが厚くなってしまいます。
サラミを動かす方向に力がかかるように意識してスライスしましょう。
また、刃はセラミック製ですが切れ味が非常に良いので注意してください。
私は指の肉もスパッと切ってしまったことがあります・・・。
冷凍されているものをスライスした後すぐに食べると、冷たいのであまり香りが出ません。
ラップをしてしばらく置き、常温になった頃に食べると良いと思います。
また、温かいものに乗せて食べるのも脂が溶けて香りが出るのでおすすめです。
味の薄いクラッカーをオーブンなどで温め、サラミを上に乗せるとより味と香りが楽しめます。
この棚は2色のラインナップがあり、白の他にブラウンがあります。
どちらにしようか迷いましたが、壁とテーブルが白かったので白にしました。
ウィスキーの色が映えるので白にしてよかったと思っています。
ブラウンも模様が入っていたりしてかわいいんですけどね。
外寸は幅46cm× 高さ 50cm×奥行き 20.5cmで、ウィスキーを収納しているスペースは幅41.5cm× 高さ32cm×奥行き16cm です(全て実測)。
棚を取り付けることもでき、高さを3段階で調整できます。
私はウィスキーを入れる前は棚を取り付けて、紅茶などを収納していました。
一応このラックの商品名は「調味料ラック」なので調味料を入れるのも良いと思います。
細めのものであれば10本ピッタリ収納できます。
焼酎のボトルなど底の方が若干太めのものがあっても、他が細いものであれば10本収納できます。
さすがにブラントンなどの特殊な形状のボトルを入れると10本は入らないと思いますが。
私は下のスペースにウィスキーの量を測るための計量カップとウェットティッシュ、奥のかごに割り箸などを収納しています。
意外と必要なものを入れることが出来るので便利です。
長くなりそうなので、先にチェックポイントを記載します。
下のリストにあることを意識して買うことでポイントが増えてお得になります。
楽天は定期的にお買い物マラソンやスーパーセールなどのポイント付与率が上がるセールを行います。
なるべくそのようなセールの日に買うようにしましょう。
セール以外の日は何をするかというと、必要なものや欲しいものの品定めです。
買いたい物があってもお買い物かごやお気に入りに入れておいて、セールになったら買うようにします。
そうすることでポイント付与率が上がりますし、何より「後で冷静になったら必要なかった」という買い物を防ぐことができます。
セールの日程に関しては「楽天 次のセール」などで適当に検索すると、楽天を監視している親切な方がブログなどにセールの日程を載せています。[検索リンク]
商品の販売期間などから予測できるようで精度が高いので、それに合わせてお買い物のスケジュールを立てましょう。
5の倍数の日は楽天のカードのポイント付与率が2%上がります。
セール期間中に5の倍数の日があったらその日を狙い撃ちしましょう。
ただし、ポイントで購入する場合は5の倍数の日に買う必要はありません。
カード決済のみ2%上がるので、ポイントでの購入には効果がないんです・・・。
そのため、ポイントを使う際は5の倍数かどうかではなく、楽天イーグルスが勝利したときなどの「不定期にポイントが上がる日」に使うようにすると良いです。
SPU(スーパーポイントアップ)の条件をクリアしていくことで、どんどんポイントが付いていきます。
それぞれの条件を確認し、条件をクリアした方がお得な場合はクリアするようにしましょう。
※よく条件が変更されるので、詳しい条件やポイント上限などは公式サイトで確認することをおすすめします。
楽天ゴールドカードは年会費2,000円ですが、4%のポイントが追加で付きます。
年会費無料の楽天カードは2%しかつかないので、年間10万円以上楽天で買い物する場合はゴールドカードの方がお得になります。
楽天経済圏に取り込まれると年間10万円なんてあっという間なので、取り込まれる気があるならゴールドカードをおすすめします。
楽天のカードでの引き落とし口座を楽天銀行にすると1%のポイントが追加で付きます。
特に出費が増えるわけでもないので達成しておきましょう。
もちろん、振り込に手数料がかかる、毎月使う分を振り込まなければならないなどの事情があれば、それも考慮してください。
月に1回500円のポイント投資をするだけでその月の購入に1%のポイントが追加で付きます。
これも達成した方が良い条件です。
リスクが無いとは言いませんが、投資先を自分で選べるので、経済が破綻しなさそうな国のインデックス・ファンドなどを買えば堅実じゃないかと思います。
500円なので、発展途上国の投信などに賭けてみるのも面白いのではないかとも思いますが。
通話SIMを契約すると2%のポイントが追加で付きます。
私は3.1GBの回線を契約しているので1,600円+通話料となります。
現状格安SIMの標準的な値段なので、格安SIMというのが気にならない方は条件を達成すると良いと思います。
楽天モバイルの使用感は、「昼は通信が遅い感じがするけど、それ以外はあまり気になったことは無い」です。
私の場合は動画を見ず、お昼はテキスト主体のサイトを見ているのでほとんど不便に感じません。
旅行やバスなどを予約して行くと、予約した月の購入に1%のポイントが追加で付きます。
旅行しない人には関係無さそうと思われるかもしれませんが、370円で条件を達成する方法があるようです。
実行する場合は自己責任でお願いします。[検索リンク]
アプリから購入することで1%のポイントが追加で付きます。
購入する時にアプリを使用すれば良いので、私はPCでお買い物かごに追加し、購入する時だけアプリを使用しています。
スマホやタブレットがある場合がほとんどだと思うので、達成しておきましょう。
2019年4月から楽天ブックス、楽天Koboそれぞれで1000円購入でその月の購入に0.5%ずつのポイントが追加で付きます。
普段本を買う方は達成しておきましょう。
また、楽天ブックスはCD・DVDやゲームなども売っているので、そちらで条件を達成することもできます。
私は漫画を買ってるのですぐ条件達成しますが、アニメのサントラを買うことで条件を達成することもあります。
楽天Koboは・・・私はKindle派なので20万円以上購入しないと達成しないんじゃないかと思います。
利用するとその月の購入に1%のポイントが追加で付きます。
金額は決まっていないので、私は安い順に表示して何かに使えそうなものを買っています。
だいたい送料込みで650円程度なので、月に6万5千円以上買い物する場合はお得です。
もちろん普通に購入するのでも良いと思いますが、私の場合はあまり買いたい物が見つかりません。
NBAかパ・リーグのチャンネルを契約していれば1%のポイントが追加で付きます。
パ・リーグの料金が年間5,500円なので、年間55万円以上お買い物する場合お得になりますが、私は2月の半額セールの時に契約したので、年間28万円程度使えばお得になります。
月あたり2万円はほぼ必ず買い物するので契約しました。
そういう値引きはよくやっているようなので、値引きの時に契約することをおすすめします。
利用するとその月の購入に1%のポイントが追加で付きます。
実はうちの周りに使えそうなところがなく、条件達成できそうな気がしません・・・。
利用できる方は検討すると良いと思います。
私の場合はセールも含めて計算すると25倍(2019年3月現在)になります。
下の画像では楽天トラベル(+1倍)と楽天市場アプリ(+1倍)が達成されていませんが、アプリで購入すれば実際の買い物には適用されます。
また、5の倍数の日にクレジットカードで購入すると+2倍で、合計25倍になります。
ただし、ゴールドカード(年2,000円)や、楽天TV(半額で年2,750円)などがあるので、単純に25%引きかというとそうではない気はします。
楽天のトップページなどを見るとポイント使用で○円の商品が□円、みたいな表示がありポイントの使用を煽ってきます。
しかし、それに踊らされてはいけません。
上記のSPUでもそうでしたが、ポイントを考えるとお得と考えてお買い物をすることも多々あります。
それで得たポイントを「ポイントを使えばタダだから~」という感覚で使うと、かえって損になってしまいます。
現金と同じように大切に使いましょう。
ただし、大切にしすぎると期間限定ポイントが無くなったりするので、そういう場合の使い道を考えておくと良いかもしれません。
私の場合は1周間しか期限がない3,000ポイントが付いた時、欲しいものがなくて失効してしまいました。
1周間以内に使えっていうのも酷な話だと思うのですが・・・。
タイトルで25%のポイントが付くと題していますが、よく考えるとポイントにもポイントが付きます。
そのポイントを考えると25%×19%=4.75%となり、25%と合わせると約30%のポイントが返ってきます (19%なのは、5の倍数の+2倍とクレカの+4倍が無いため) 。
鋭い方はお気づきかもしれませんが、ポイント倍率が上がるほどこの「ポイントによるポイント」が大きくなっていきます・・・(実際のところ、10%×10%はたったの1%で合計11%ですしね)。
お得にお買い物していきましょう。
最初に書いたチェックポイントと同じです。
下記に気をつけてお買い物しましょう。