鶏肉は坂口商店に限る

2019年6月30日食品

私が鶏肉を買う時はほとんど楽天の坂口商店で買っています。
スーパーの鶏肉と比べるとぶっちぎりで美味しいので、スーパーで鶏肉を買わなくなりました。
そんな坂口商店の鶏肉の良い点やおすすめの部位などをご紹介します。

丸鳥の丸焼き

良いところ

鶏肉が新鮮

坂口商店では鶏を絞めて捌いたら、その日のうちに発送します。
私の住む地域は次の日に到着するので、絞めてから1日しか経っていない鶏肉が手に入ります。
香川からの発送なので東北はどうか怪しいですが、北海道、沖縄、離島以外は大体1日で到着するのではないかと思います。
新鮮な鶏肉を楽しむためにも、指定日で注文すると良いです。
ストアのトップページに2週間先くらいまでの注文状況が載っているので、指定日の前日に発送可能な部位を注文する必要があります。
発送を2週間ぐらい先にするとほぼすべての部位が注文可能です(年末の丸鶏を除く)。

また、発送は「冷蔵」になります。
1度も冷凍していないので肉が傷んでおらず、焼くと筋肉の繊維が分かり、鶏肉本来の弾力が味わえます。
(スーパーで売ってる生の鶏肉も、裏で冷凍してあるやつを解凍したものがほとんどらしいです)

送られてきた鶏肉
冷蔵便ですが、丁寧にも保冷剤がいくつも入っています。

美味しい

鶏肉が届いたら必ずその日はもも肉を焼きます。
塩胡椒をかけて焼くだけでご馳走になります。
毎回、本当の鶏肉の旨味はこんなに濃いんだなと感じます。
焼いたときに出てきた油を思わず飲み干す程度に美味しいです。
油だけで良いつまみになります。

焼いた鶏肉の断面
塩胡椒で焼いた鶏肉の断面です。冷凍していないので肉の繊維がしっかりしています。

扱いやすい

冷凍ではないので、1回解凍して・・・という手間がかかりません
すぐに小分けにできるので、私はなるべく届いた日に小分けにして、低温調理して保存するようにしています。
低温調理すると場合によりますが、大体1ヶ月は冷蔵で保存できます
※私は普段1ヶ月保存していて味にも体調にも問題はないと思っていますが、品質を保証するものではないので自己責任でお願いします。

鶏肉の小分け
私は鶏肉が届いたらできるだけその日のうちに小分けにして真空パックします。鶏肉が緑色なのは、ローズマリーパウダーを結構かけているからです。

肉がでかい

スーパーなどで売っている肉は細かく切られたものが多いですが、坂口商店で売っている部位は大きくて丸々そのまま入っています
そのため料理に合わせた大きさで切ることができます。
逆に言うと切るのが面倒かもしれませんが、良し悪しですね。

iPhone7と砂肝
iPhone7と砂肝の比較画像です。砂肝の塊が焼き鳥の串についているものより大きいことは知っていましたが、塊が2つくっついているのは坂口商店で注文して初めて知りました。

親鳥がある

坂口商店は香川の鶏肉卸問屋だけあって、香川名物の親鳥を扱っています。
親鳥は若鳥にくらべて固いですが旨味が濃くて美味しいです。
薄く切って炊き込みご飯に入れると、薄いのに存在感があって味もしっかりしているのでおすすめです。
また、焼くか煮るかした後、薄く切ってポン酢をかけてお好みで紅葉おろしをつけて食べるのも良いです。
親鳥は楽天では宅配の日付指定が出来ないように設定されていますが、注文する時の備考欄に「○月○日に宅配をお願いします。親鳥が出荷できない時は親鳥のキャンセルをお願いします」のように書くと良いです。
私はその方法で2回注文しましたが、2回とも指定日で親鳥を送っていただけました。

おすすめ部位

全ての部位がおすすめと言っても過言ではないのですが、私がよく買っている部位をご紹介します。

もも肉(骨なし)

骨なしのもも肉は一番扱いやすくオーブンかフライパンで焼くだけで美味しいのでおすすめです。
私はいつも塩、胡椒、ローズマリーパウダーで味付けして低温調理して保存し、食べる時はそのままオーブンで焼いています。
本当に美味しく、会社の同僚や同期と飲むときに出しても好評です。
焼くときに出る油が美味しいので捨てないようにしてください。

もも肉(骨あり)

骨ありのもも肉はナイフで上品に食べるのはあまり向かないですが、骨を持ってかぶりつくことが出来るのでこれはこれで好きです。
骨で繊維が引っ張られるからか、骨なしの肉よりもなんとなく噛みごたえがあるような気がします。
私は骨についた軟骨も好きなので、結構よく買います。
見た目が良いのでパーティーにもおすすめです。

もも肉のグリル
もも肉のグリル。軽いパーティーなんかにあると良いです。私は平日につまみとして焼くこともよくあります。

ささみ

小さくて淡白なので、小腹がすいたときやタンパク質が欲しいときに食べています。
低温調理しておくとレンジで1分程度温めるだけで美味しく食べられるので、気軽につまむことができます(サラダチキンを温めたようなイメージ)。

せせり

せせりは美味しいのでおすすめの部位です。
味が濃く、塩胡椒との相性が抜群で、飲みながら食べていたら1人で500gも食べてしまったことがあります。
焼き肉やバーベキューのように炙って食べるのがおすすめです。

レバー

レバーはお店などで食べるものより味が濃く、1部位を食べながら飲んでいると一晩分のアルコールを消費してしまうくらい酒泥棒です。
塩を気持ち多めにかけて、かにみそみたいに少しずつ食べるような感じになります。
500gが500円で、10羽分のレバーが入っていたので、コストパフォーマンスがすごいです。
また、以前注文したことがあるハツがずっと売り切れで悲しかったのですが、最近試しにレバーを買ってみたときに再会しました。
ハツはレバー嫌いにもおすすめ・・・ですがレバーについてくるんだよなぁ。

レバーの丸焼き
レバーの丸焼き。焼いているせいか元からなのか味がすごく濃いです。上のポークビッツみたいなのがハツです。ハツはあまりレバーっぽくなくて美味しいです。味はレバー÷5 + せせりみたいな感じです。

丸鶏

鶏の首を落として内蔵を抜いただけの丸々一羽の丸鶏も売っています。
私は年末の一ヶ月間に3回坂口商店の丸鶏を買い、3回パーティーをしたことがあるほど気に入っています。
羽などもちゃんと処理されていますが、お尻あたりに羽の根元の抜き残しがよくある印象です。
毛抜きを準備しておくとスムーズに調理できます。

丸鳥の丸焼き
丸鳥の丸焼き。実は上の方の骨付きもも肉5本と同じ日に焼いて・・・男5人でも食べきれなかった・・・。

親鳥(もも肉)

肉質は固めですが、旨味と存在感があります。
そのため細かく切って炊き込みご飯に入れてもしっかり味と歯ごたえがして美味しいです。
そのまま焼いてしまうと筋が非常に固く食べづらいのですが、焼く前に筋を切っておくと良いんでしょうか・・・?

まとめ

  • 坂口商店の鶏肉は新鮮で旨味が濃くて本当に美味しい
  • 冷蔵便なので小分けにしやすく扱いやすい
  • 旨味が濃い親鳥もあって料理の幅が広がる

本当に、一度は試してみてほしいです。
スーパーの鶏肉とはぜんぜん違う旨味と弾力があります。